ITコンサル日記

東京でITコンサルタントやっています。

今から10年後、20年後の世界・・・

・宇宙

人工知能

・マイクロマシン

あたりがこれから10年・20年間に大きなイノベーションがあると考える。

 

ITコンサルという視点でみると、人工知能については仕事に関わる可能性は高い。

というわけで一応4月のプロジェクトマネージャ試験に向けた勉強を中心にしつつも、人工知能についてすこしずつ知識を得ていこうと思う。

理解する必要がありそうな知識を以下に記載する。

以下の概要および特徴の理解を進めつつ、人工知能の方向性と自分の方向性をなんとなく妄想できるようにしたい。

https://staff.aist.go.jp/y-ichisugi/brain-archi/j-index.htmlより)

 

機械学習分野の要素技術の成熟
ベイジアンネットの教科書 [Pearl 1988]
– 強化学習の教科書 [Sutton 1998]
独立成分分析の教科書 [Hyvarinen 2001]
– 大規模ニューラルネット Deep Learning [Hinton 2006]


②「脳の10年」(1990~1999)以降の神経科学の急速な進歩
ドーパミンニューロンTD誤差の論文 [Schultz 1997]
– V1のスパース符号化の論文 [Olshausen 1996]
– 大脳皮質のベイジアンネットモデル [Lee and Mumford 2003] etc.

あなたのレッテルは何?

どんな人かを判断するときの基準は何?
表情?声?話し方?服の着こなし?
ビジネスパーソンに対する一つの判断基準に、保有する資格が挙げられると思う。
僕はITコンサルと呼ばれる仕事についてから、ろくな資格を持っていない。
実務>資格と思っていたし、何より忙しすぎて資格勉強する暇がなかった。
実はここ半年くらい、新しいプロジェクトにアサインされているのだけど、前のプロジェクトに比べて時間があるので、英語の勉強をしていた。
先週toeicを受けに行って、まだ結果は出ていないけど割とよくできたと思う。

それで次の資格勉強しようと思い、プロジェクトマネージャ試験の勉強を今日始めた。
受験日は四月。
三ヶ月しかないけど頑張ってみる。

ユーザー企業がはまる“コンサル中毒”

記者の眼 - ユーザー企業がはまる“コンサル中毒”:ITpro

 

以下抜粋。

 従来は、システム企画書、見積もり、RFP(提案依頼書)の作成といった具合に、プロジェクト単位で、特別な専門性が必要な超上流工程の業務に限って、ユーザー企業が依頼することが多かった。ところが近年は、プロジェクト単位ではなく、期間を定めず長期間にわたり、専門性を必要としない雑多な業務も含めて依頼するケースが増えている。ユーザー企業側からすると、システム部門の一員として常駐してもらい何でもやってもらう

 

以上抜粋終わり。

私もITコンサル会社にいる一人ですが、この記事の内容は私も日々感じています。

特に金融系の大企業はこういうコンサルニーズが色濃い気がします。

 

新卒でコンサル会社に入ってこんな仕事を1~2年位するのはいいかなと思う反面、10年もやるものでもない。

 

働く人は気をつけよう。

 

コンサル会社からしたらおいしい話ではある。

 

 

みずほ銀:システム統合 1年延期で調整

みずほ銀:システム統合 1年延期で調整

http://mainichi.jp/select/news/20140227k0000e020205000c.html

 

というわけで、システム業界ではひそかに皆が動向を見守っているみずほシステム刷新プロジェクト、1年延期。

会社合併の中で色々なシステムが絡まっていた基幹系(業務の主軸になるシステム。銀行だと入出金システム)を、新たなシステムを一つ作ってそこに寄せていくプロジェクト。。システム経験ある人から見たらガクブル物なプロジェクトなわけです。

(※次期システムの開発では、みずほ銀、みずほコーポレート銀行みずほ信託銀行の勘定系システムを統合・刷新する。これに伴い、3行の現行システムは廃棄する。)

ざっと思いつくだけでも以下こんな怖さがあります。

・銀行基幹系は超重要システム。金額が合わないと大変な事になるため、システムとしても要求レベルは最上級Sランク!

・みずほほどの巨大な銀行になると、データ移行するだけでおそらく1週間程度かかる。その間どこかサブシステム含めて移行をミスったら、大変な事になる。(ATMが使えないとか、振り込めないとか損害賠償もの。下手したらみずほ自体がユーザーから訴えられる。ベンダーはみずほに訴えられる。)

みずほ銀行の過去の合併、社内政治の経緯から、システム開発の過程で物事を決められる人材がいるのか(派閥争いに巻き込まれないか)

あげだしたらきりがないので3つでやめますが、怖さが分かってもらえますか??

システム屋としては、出来るだけ近づかず、眺めるだけにしておくのが賢明かと・・。

パナソニック:1000人削減計画 富士通やIBM転籍で

パナソニック:1000人削減計画 富士通やIBM転籍で

毎日新聞 2014年01月01日

http://mainichi.jp/select/news/20140101k0000m020111000c.html

 

以下引用。

パナソニックが、社内の情報システムの開発などに従事する社員の3分の2に当たる約1000人を削減する検討に入ったことが31日、分かった。子会社「パナソニックITソリューションズ」(大阪府門真市)を富士通に売却する計画も含んでおり、対象となる社員は富士通のほか、取引関係のある日本IBMに転籍させる方向で調整している。業務を外部委託することで経営をスリム化し、固定費を圧縮する狙いだ。

以上引用終わり。

 

 

日本の多くの企業は景気が悪く、IT投資は真っ先に予算を削られるという話はよく聞くが、本件はIT人材自体を削って人件費を減らしましょうという話。

1500人中1000人が減らされるので、比率的にかなりの人員削減である。

パナソニック初め日本の電機業界は利益率の観点で厳しい戦いが続いているのが現状であるが、日本企業の特性上、思いきったリストラを進める事は難しい。そういう意味では今回の他社への売却は、パナソニックとしては上手くやったのかなと思う一方、記事にもあるように「パナソニックがシステム関係の業務を大幅に両社に委託することなどを条件」とのことなので、単純な売却というわけではなかったようだ。

いずれにしろパナソニックが今までいた1500人を500人に減らす判断をしたのには、正直能力的に十分でない人員を処理したいという思いもあったのではないかと勝手に想像する。私はクライアント先のシステム部の方とも仕事をするが、日本企業のシステム部は他部署で十分力を出しきれない人材が配属される部署となる場合があると感じている。

それ自身について多くを記載するのは避けるが、パナソニック以外にもそのような思いを持っている企業は多くいるのではないだろうか。

企業で働く以上、必要でないと会社から言われる人材にならないように、システム部の人材はシステムに閉じず、広い視野で会社人生を歩んでいくべきだろう。

急に首を言い渡されても、何かしら稼いで生きていけるように。

 

サムスン式 仕事の流儀 5年で一流社員になる

amazonの内容紹介:

韓国最大企業サムスングループの系列会社全体の売上高は、259兆6336億ウォン(約20兆円)と韓国GDPの22%以上を占めている(2010年)。
そのサムスングループの中でも、仕事の過酷さにおいて1、2位を争っているといわれるサムスンSDIの元管理職が、サムスンで行われている仕事のやり方を伝授する一冊。
会社に勤める人なら誰もが経験する仕事の内容、たとえば、業務報告の仕方、商談のテクニック、上司との付き合い方、時間や服装の管理まで、サムスンではどう行われているかが、「入社1~5年目」という時期に絞って具体的に明かされる。
仕事力をアップし、どんな会社であっても能力を認められて昇進し、そのことによって「人生の質」を高めたいと考えるビジネスパーソン必読の書。

 

以上引用終わり。

本書については優秀な社員(ビジネスオペレーター)の人は大体やっているかな?といった内容が書かれていましたので、やはり仕事に近道なし、といったところでしょうか。

私も常日ごろから考えていますが、一番仕事で差を見せつけたかったら、

「圧倒的なスピード感」

これにつきます。仕事の内容は実はそれほど優劣がつくことは少ないですが、スピードだけは唯一大きく差を見せつけられるファクターでは無いでしょうか?

たとえば人に仕事をお願いするときに、お願いして1時間程度で進め方を考えて方向性を確認に来て、後は勝手に精緻化してくれて次の日には90%程度の質になって上がってくる。

こんな部下がいればそれは重用されますし、自然と昇進は早いです。

ただこの本に書いてある仕事の仕方をすると、タスクの決まった仕事をさばく能力は圧倒的になるでしょうか、重要な「仕事を作る力」がつくかは分かりません。

しばしば画期的な仕事をする人は、じっくりと考え一つ一つ積み重ねていき全体図を描いたうえで動き出します。

この本は5年目までの社員に求めるものといった趣旨なので5年目までの社員に対して求める事はスピードと誠実さみたいなところなのは理解していますが、本当の成功の為にはスピードだけが大事でないように思います。